こんばんは、製造部長です。
今回の作業は、アンダーカウルのメス型にカーボンを樹脂で貼り付け、その上にピールクロス、リリースフィルム、ブリーザーファブリックの順番で重ねて、最後に蓋をするように端にシーラントテープを貼り付け、その上にバキュームバックを貼り付け、隙間が空いていないかをしっかり確認してやりました。
今回の作業での反省点は、カーボンに樹脂を染み込ませる時に、アンダーの尻尾の部分は塗りずらいということを忘れていたため、ヘラの準備が整っていなく、少し時間を無駄に使ってしまったことが反省点です。
また、バキュームバックをつける時、アンダーの内面に沿ってバキュームバックを事前に押し付けていないとシーラントの耳が、たくさん必要となったり、アンダーの内側にぴったり張り付かなかったりしたので、アッパーをやる時は今回の反省点を改善できるようにしっかり準備しておきたいです。
次の日、真空引きをしたアンダーを雌型から取り出しました。
離型剤のケムリースの積層が功を奏し簡単に取れました。
完成したアンダーは、重さ1050gでした。
縁に沿ってバリ取りをすれば1000g以下になり、1年生としては上出来だそうです。
アンダーのバリは、超音波カッターで切り取りたいと思っています。
次はアッパーカウルです。