こんにちは、T-2です。
今回は、2号車のフレームの先端部分をアンダーの形状に合わせて拡張パネルを造りました。
材料は、適切な大きさや形に切り取ったFORMAC板、カーボンクロス、ピールクロス、ブリーザーファブリック、シーラントテープ、真空引き用のバキュームバッグ、真空ポンプです。
カーボンクロスは表2枚、裏2枚の計4Plyに。
補強のための細長いクロスをプラスチック板の中心に十字と、ふちに沿うように配置するものを用意しました。
また、2号車のアンダーのメス型の前の部分を離型処理して使用しました。
全てのカーボンクロスに樹脂を塗ったら、それぞれのクロスを必要な位置に配置します。その後、バキュームバッグにシーラントテープを貼り、真空引きを開始します。
次の日、しっかり固まったらバキュームとシーラントテープを剥がします。
できたカーボンはグラインダー等で滑らかにしたり、形を整えてフレームやアンダーにはまるようにしたら完成です。
今回の作業は、新型コロナウイルスの影響による1か月以上の休校明けだったため、感覚が鈍っており、真空引きで少しエア漏れの失敗をしてしまいました。
今後の作業で感覚を取り戻せるように頑張っていきたいです。
追伸、管理人です。
この作業の次の日、4月13日から26日まで臨時休校となってしまいました。秋田市内の高校生と中学生が感染ということで、市内と近隣の地域の小・中・高が対象です。
新学期はわずか5日間の登校でした。秋工レーシングでは再度今年度の活動を見直しています。現在の車体製作は4月27日から1ヶ月後の5月下旬の現地試走を目標に計画します。