こんにちは。T-2です。
今回はタイヤカバーの製作を行いました。
今回製作したタイヤカバーは今までのものとは違い、2プライで作成しました。今までのものは剛性が足りずすぐに変形してしまったからです。
作り方は、まず、適当な大きさと形にカットしたカーボンクロス、樹脂、ピールクロス、リリースフィルム、型用の鍋、真空引き用のポンプ、ブリーザーファブリック、ビニール袋、シーラントテープを用意します。
鍋には離型処理をしておきます。
鍋に樹脂を塗ったカーボンクロスを作りたい形になるように貼ります。
ピールクロスをカーボンクロス全体が覆われるように置き、その上にリリースフィルムを置きます。さらにその鍋全体が覆われるようにブリーザーファブリックを置きます。
ビニール袋の中に鍋を入れます。
ビニール袋には真空引き用のポンプの吸い口が入るように小さな穴を開けておきます。
ブリーザーファブリックを穴まで伸ばし、ポンプの吸い口を取り付けます。
最後にビニール袋の口をシーラントテープで塞ぎ、ポンプで空気を抜きます。
このときに空気が漏れていた場合はシーラントテープなどで塞ぎます。
真空の状態を維持し樹脂が固まったら、鍋からカーボンを外します。
タイヤなどに合うようにカットしたら完成です。
今回製作したタイヤカバーに重量が重いものができてしまいました。
樹脂をカーボンクロスに塗り込んでいるときにたくさん塗ってしまったのが原因だと思いました。
なるべく少ない樹脂で広い範囲を塗れるように頑張りたいです。
昨日は秋工祭でした。保護者と家族限定でしたが、部室の見学には去年よりお客さんが多い時間帯もありました。
来場のお客さんに分かりやすい説明をできるように頑張りました。この活動を知って頂いたらうれしいです。