こんにちは。T-2です。
今回は、ホットプレートを使用したカーボンパーツの製作を行いました。
おしぼり置きとL字のアングル、そして250mm×250mmのプレート板です。
ホットプレートには今後の焼き肉に備えてアルミホイルを敷きました。
2枚重ねにすると1枚のものよりも加熱に時間がかかりますが、温度変化が少なくなりました。
蓋の周りはアルミホイルの帯で囲み、耐熱のバキュームバックで熱が漏れないように覆うことで温度が上がりやすくなりました。
バキュームバックが鉄板に触れると溶けてしまうので気をつけて加熱します。
温度計は鉄板の上に敷いたアルミホイルの上と型の上に置きました。
鉄板の上は150℃前後、製品の型の上は130℃前後になるように目指して加熱しました。
温度が低いかなと思う場面もありましたがましたが、できばえはこれまでの高温乾燥器の場合と遜色なく完成しました。
おしぼり置きは、平織のタイプのカーボンプリプレグを使用し、4プライのものを製作しました。
加熱時間は30分くらいで型の上の温度計が130度前後になり、その後1時間ほど加熱しました。
L字アングルは、UDプリプレグを繊維の方向を45°刻みで、合計12プライのものを製作しました。サイズは100mm×100mmの大きさのカーボンプリプレグです。
プレート板は、平織のカーボンプリプレグを、両面2プライ=合計4プライ、でディビニセルコアを挟んだものを製作しました。
これからは、数種類のホットプレートの温度上昇の早さを比べて性能を確かめます。
ホットプレートによって温度上昇が簡単であれば今後のカーボン製品の製作がしやすくなると思います。