こんばんは、FeOです。
今日は午前と午後で2回、Ene-1GP用の新カウルのフロントキャノピーの製作を行いました。
これまでは室外でジェットヒーターを作動していましたが、今回はタイガー不燃ボード6枚を組み立てて、室内で行いました。
ストーブで室温を調節できるので、今日のような雨の日や冬季の気温の低い日でも行うことができます。
午前に行った一回目のキャノピーは真空度が悪く、ペット板を加熱して柔らかくなっても一気に真空引きできず、型に合った形になりませんでした。
午後に行った二回目は真空度をより意識して行い、成功させることごできました。
ただ、それでも途中空気が漏れるところもあったので、シーラントテープでペット板を型に貼り付けるときにもう少しメス型のフランジの外側に貼った方がいいことがわかりました。次回以降はそのようにしたいです。
これまで何度かフロントキャノピーの製作を行なってきましたが、今回は温度調節について新しくわかったことがありました。
以前のデータではペット板の温度を60℃以上まで上げると白く変色すると考えられていましたが、今回温度を68℃まで上げても変色しませんでした。
温度が高い方が柔らかくなりやすく、真空引きしやすいので、よい発見でした。
今回できたキャノピーは透明度や形がよくできたので、傷をつけたりや接着剤で汚したりしないように慎重に取り扱っていきたいです。
また、今日はサッカー部の後援会のOBの方々20名が秋工レーシングの工房に来訪いただき、激励をしていただきました。期待に応えられるように頑張っていきたいと思います。