AKIKO Racing

秋工レーシングです! WEM2024が無事終了しました! 5年ぶりのGW期間中開催で2日間とも好天に恵まれました!! 燃料電池車として目標の10周を走行し現段階での自己新記録を達成しました!!! 水素消費量については燃料電池スタックの再調整や水素吸蔵合金ボンベの新型への換装でさらに記録は伸びると思います!!! 次は7月27日~28日の「聖地・鈴鹿」です。スプーンコーナーで「光が見える!?」ように頑張ります!!!!

エコカー製作講習会5

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どうも、I-GTです。

7月13日、秋工にてTeam ENDLESSさんの「エコカー製作講習会」が行われました。

講師は昨年と同じく、伊藤さんと小林さんに来ていただきました。



内容としては、エンドレス流エコランの楽しみ方、エネマネのコツ、マシン製作時のポイントなどなど…。



製作のポイントというところでは、上手なボディの創り方!

「リボン、Go!」のようなカーボンボディを創りたい自分としては一番知りたかったところです。


とあるチームの型と、その型で造ったボディが例に挙げられました。

樹脂が少ないせいでカーボンがペラペラだったり、浮き上がって固まっているところがあったり。


最適な樹脂の量をあまり意識せずに進めていたり、カーボンの繊維方向を意識していなかったり(ラジアルには切っているけど、まだ角度が甘かった)。


その最適な樹脂の量とはいくらなのか。良い参考になるものがあると教えてくれました。
それはプリプレグカーボン!あらかじめ加熱硬化する樹脂が浸透しているカーボンだそうです(ネット調べ)。

いわゆるドライカーボンの製作に使うものなので、ウェットカーボンの我々には、一見関係なさそう…。


しかし、使うカーボン素材が一緒なら、そのカーボンが吸う樹脂の量も同じ!!なるほど!


浮き上がってくるカーボンは、繊維方向とバキュームがポイント。

カーボンをラジアルで切る際は、45度で!

バキュームはウェットカーボンドライカーボンのいいとこ取り方式で。

ウェットは熱を加えなくてよい。つまり耐熱性が不要、身近なもので代用ができるという利点。
ドライはバキュームで型にピッタリと沿わせることができるという利点。


しかし、バキュームをするには樹脂が固まる前に全体の作業を終えなければなりません。
その作業の段取りが大切になるわけです。

段取りがしっかりしているかどうか、で、そのカーボンの8割が決まってしまうのだとか…!


行き当たりばったりでは、もちろんダメ。


バキュームする型の大きさもポイントに。リボンGo!のようにボディが分割式なら型も小さく、バキュームもしやすい。

分割式にはそんな利点もあるのかぁ。


バキュームの際、固まるまで一晩中、真空ポンプを引きっぱなしらしいですが、さすがに引きっぱなしは…。

何もしなくても真空状態のままキープ出来る方法を考えないといけませんね。



今後の作業に早速、役立てねば!


明日の大会も頑張ります!では、また。