AKIKO Racing

秋工レーシングです! WEM2024が無事終了しました! 5年ぶりのGW期間中開催で2日間とも好天に恵まれました!! 燃料電池車として目標の10周を走行し現段階での自己新記録を達成しました!!! 水素消費量については燃料電池スタックの再調整や水素吸蔵合金ボンベの新型への換装でさらに記録は伸びると思います!!! 次は7月27日~28日の「聖地・鈴鹿」です。スプーンコーナーで「光が見える!?」ように頑張ります!!!!

ハニカムカーボンの製作

こんにちは、NA6CEです!

今回は、私が2月中に行った作業を紹介していきたいと思います。
2月中に私が個人で行った作業は、新カウルを作ったことにより今までより体を上に出すことが出来るよう(具体的に言うと肩が出るように)なったので、ドライバーの安全性がそれまでより落ちてしまいました。
そのため、スリップなどでスピンが起きた際に、脇下の箇所にある車体フレームに脇腹がぶつかり、最悪骨折等の危険性があるため、圧力が加わりすぎないよう脇の下の空いている場所にはめることの出来るようなハニカムカーボン板を折り曲げたものを作成しました。
まずは脇下の空く場所に嵌められるようなハニカムカーボンを折り曲げたものを作ろうとすると、スキン2プライのハニカムカーボンを最初に作成しました。

素材となるハニカムカーボン板を作ったら、周りの余剰分のカーボンを超音波カッターで切り落としました。
その後ハニカムカーボンを曲げるためにハニカムカーボンの上の2プライのカーボンだけを剥がしました。
折り曲げる過程で分かったのですが、カーボンを剥がす大きさは真っ直ぐの部分は剥がす箇所が小さく、曲がっている部分は大き目に剥がさなければ直角に曲がりませんでした。

その後カーボンを剥がし剥き出しになっているハニカム部分にアエロジル、ガラスバルーンを混ぜたエポキシパテを塗り込み、折り曲げたら直角にクランプで固定しました。
曲がっている部分の固定は角度を変えることのできるクランプで固定しました。

ただ・・・一つだけミスを犯してしまいました...
それは一番間違ってはいけない、寸法です...
元あったものを参考にして作った結果、曲がっている部分の少し長い部分の寸法を少し短い部分の寸法に設定してしまいました。
ですが結果を戻すことは出来ないので、解決策を考え、またこれからの作業に活かしていきたいと思います。