こんにちは、NA6CEです。
今回は、この一年でレース車がコースアウトして草地や砂利(グラベルなど)に突っ込んだり、またはタイヤがパンクする等の度重なるトラブルによりリムが曲がってしまったので、新しくリムを製作することにしました。
秋工レーシングで使っている車輪は14インチのアルミリムにカーボンのUDプリプレグ板を接着して、そしてR部にエポキシパテで埋め込み、最後にプリプレグクロスで接着しています。
取り付けているカーボンプレート自体は同学年の部員が製作(250mm角の一枚のカーボン板から円形にカーボンを切り出したもの)を使用し、旋盤で回しながらカーボンプレートとリムのブレ取りなどを確認しながら作業を行いました。
ブレ無しが確認できたら、その時点ではまだ固定が十分では無いので、その円周上に粘度の高くするためにアエロジルやガラスバルーンを混ぜた樹脂で固定し、その上でカーボンクロスをプリプレグして更に強度を強めました。
カーボンクロスを貼る際に行った加熱と真空引きの作業は成功し、無事にリムを作成することが出来ました。
粘度の高い樹脂を塗る際の角度も良いものでした。
これからまだカーボンフレームに穴を五つ開ける作業が残っていますが、今時点での出来は中々良いと思うので安心しました。
ですが油断は出来ないので、これからも張り切って部活に取り組んでいきたいです。
こんにちは、pdです。
12月の年末の作業では足回りやディスクとハブの作業や3DーCADをしました。
ディスクとハブの作業では固定するために穴の位置の合う所を探したり、他の部員がミスをして開けすぎた穴をカーボンチップを混ぜたエポキシパテで埋め立てをしたりしました。
埋め立てる穴をミスして間違えたりしてしまいました。
また、私がエポキシクロスの冷凍を忘れてダメになったかもしれないカーボンクロスの接着実験を行いました。
比較すると何とか普通の場合と同じようにくっついて、剛性がでていたのでよかったです。
3D-CADでは実物のマーカーペンや鉛筆のCADデータ製作をしました。
しかし、スケッチが確定されていなかったり、寸法の入れる順番を間違えてしまったりしてしまって、グダグダになってしまったことが、反省点です。
今年は良かった点より、良くなかった点の方が多かったので、来年は3年生になり後輩たちを引っ張っていく立場になっていくので、より一層成長して行きたいと思いました。