AKIKO Racing

秋工レーシングです! WEM2024が無事終了しました! 5年ぶりのGW期間中開催で2日間とも好天に恵まれました!! 燃料電池車として目標の10周を走行し現段階での自己新記録を達成しました!!! 水素消費量については燃料電池スタックの再調整や水素吸蔵合金ボンベの新型への換装でさらに記録は伸びると思います!!! 次は7月27日~28日の「聖地・鈴鹿」です。スプーンコーナーで「光が見える!?」ように頑張ります!!!!

2023Ene-1 MOTEGI~レポ2

こんにちは、WMFです。

Ene-1もてぎ にドライバーとして参加しました。
今年のもてぎサーキットでは1日目の試走会は晴天だったのですが、2日目の本戦は午前中まで雨が降っており、その影響で午前のタイムアタックが中止になってしまいました。
これにより、ロングディスタンスレースのグリッド順は抽選での決定となりました。
そして、抽選で決まった私達秋工レーシングのグリットは45番手とかなり後方からのスタートとなってしまいました。
午後のロングディスタンスレースは、幸運な事にスタート直前に雨が止み、路面の水たまりが少なくなり、かなり走りやすくなってからのレースでした。
しかし、走行前に雨水の侵入を防ぐために制御基盤部分を目張りしたのが裏目に出てしまい、基盤の排熱が不十分になってしまいました。
これにより基盤が走行中にオーバーヒートしてしまい、アクセルを開けてもモーター本来のスピードが出なくなってしまいました。
そんな状態でのレースだったのですが、順調に前の車両を追い越していくことができました。
しかし、最後の一周でチェッカーを受ける直前の最終コーナーでスピンしてしまったのですが、その時横風でカウルを留めていたステーが折れてしまい、カウルが外れてしまいました。
幸いオフィシャルの方がすぐにカウルを載せてくださり完走することができました。

このようにトラブルも多いレースで、完走率が6割以下のサバイバルレースでした。
最終的な結果は総合で9位とこれまでよりも悪いものとなってしまいました。

しかし、今回のレースは私にとって初めての本格的な道幅の広いサーキットでの走行だったので、これまで走った大潟村ソーラースポーツラインや名取サイクルセンターとは違う事も多くあり、とても勉強になった一戦でもありました。

今年度出走するレースはこれで終わってしまいましたが、今回のトラブルやミスを繰り返さないよう来年度以降の準備を丁寧に進めていきたいと思います。
来年度はトラブルが起きないよう、万全の体制で挑みます。
今回も応援ありがとうございました。

こんにちは、13Bです。
いつも秋工レーシングはてなブログをご覧いただきありがとうございます。

先月15日に行われたEne-1もてぎに参加しました。結果は総合9位で高校生部門で5位という結果になりました。

今回は3年生最後の大会であるのでこれまで以上に気合いを入れて頑張りました。
1日目の練習走行では自分の通信機器のトラブルでチームに迷惑をかけてしまいました。チームからスマホやイヤホンなどを借りての試走になりました。
目標ラップは2分でしたが、実際は2分26秒で昨年の記録に届かず、先輩の偉大さを感じました。
2周目以降の巡航タイムは2分8秒とまだまだ縮められる結果であると知り、ロングディスタンスレースのドライバーとでどうしたら速く走れるのか考えました。

考えた末、全開走行の区間を長くし、シケイン手前では150m看板ではなく75メートル看板からのポンピングブレーキで対応し、シケインの2つ目のコーナーで時速40キロ進入時から時速36キロに落ちていたため、シケインの2つ目のコーナーから下り坂を使い、ゴールまでフルアクセルという走り方で大会に出よう!と意気込みました。
走行中シケインで星翔高校、学法福島のマシンとで3連で連なって走り、進入時にマシンの右フロントタイヤが一瞬浮きました。この時の進入時の速度は43Km/hでした。
ここで40Km/h以上の進入は危険と判断し、大会ではしっかりと減速すると決めました。
また、他のマシンが近づく際に走行ラインを譲ると、グイグイ迫ってくるマシンもある
ので、走行ラインを守り切ることも実力の一つだと学びました。

これらのことを2日目のタイムアタックに活かし、頑張ろうとしていましたが、当日は雨天で1ラップタイムアタックが中止になりフリー走行と変わり、自分の出る幕がなくなりました。
2日目はフリー走行して車体確認や前日不十分だったコース確認をして、ロングディスタンスに出走するドライバーに情報を伝え、自分が出走が出来ないからこそ、積極的かつ入念に走行前整備や、ロングディスタンスでワットアワーを記録することを担当しました。
いざロングディスタンスが開始され、1周目に後方からかなり追い上げて、5.6Whを消費しながら30台ほど追い抜きました。
2周目からアクセルを全開にしても思うような速度は出ませんでした。そこから23周目の
直列に倍電するまで、好タイムは出ませんでした。
結果は24周、平均3W以下、80Wh中の71Wh使ったという結果になりました。

ピットにマシンを戻してから見ると、モーターコントローラーカバー内に水滴と曇りができていたので、アクセルを全開にしても速くならない原因が分かりました。

個人的な感想ですが、モーターコントローラーに不調が出ても一定のペースをドライバーは保っていて、それでも5位を取ることができ、なおかつチェッカーを受けられたことは自分では出来ないことだと思いました。
また、今回の大会は雨なので完走率は57%でした。

今回の大会では結果は思うようなものでは無かったのですが、ドライバー以外のサポートという仕事だったり整備という重要な仕事を必死にやれたので、ドライバーとして出れなかった悔しさはありますが、大会で自分はどのようにしてチームに貢献出来るかを考えて、力を尽くせたと思い、結果的には良かったと思います。

これからも応援をお願いします。