お久しぶりです。
ハシビロコウです。
私はWEMの後、新しいハブの製作をしていました。
ハブの製作には旋盤を使いますが、1年生の時に授業で習った内容だけでは完成させることができないので、先生に教わりながら練習をしました。
練習の際は実寸より全体が10mmずつ小さいものを製作しました。
練習用は2つ作りました。
その2つでしっかりと感覚と流れを掴み、本番を迎えました。
初めに右用ハブを製作しました。
平日の作業時間はあまり長くないため、火曜日から初めて金曜日に完成しました。
合計すると約4時間半での完成です。
右用が完成してすぐ左用の製作にかかりました。
これは金曜の午後から始めて土曜日の午前には終わり、約3時間半での完成になりました。
作業を繰り返していくうちに慣れていき、早く正確な製作をできました。
また、過去のハブは芯のブレが見られたため、それを少しでも減らすためにセンターを当てて作業しました。
結果、今までのものよりもブレの少ないものができたのではないかと思います。
ハブ全体が完成したあとは、タイヤ、ブレーキディスクを固定するための穴あけ、ねじ切りをしました。
実際に物を合わせながら行い、ズレが出ないようにしました。
始めに右用にねじ切りをして合わせてみました。
タイヤは問題なく入ったのですが、ブレーキディスクがギリギリの状態になりました。
次に左用にネジを切り、はめてみました。
結果タイヤもディスクも寸分の狂いなくはまりました。
次にベアリングの装着をしました。
過去のものはハブの穴が広く、ベアリングが抜けやすい状態になっていたので、今回はギリギリを狙って製作しました。
左右4ヶ所はめてみると抜けてくることなくはまりました。
これで完全にハブが完成しました。
ハブの製作を通して、より正確に作業をする癖が着いたのではないかと思います。
1個目より2個目の方が精度がよかったので、今度からは1個目から精度を出していきたいです。
次はアップライトを製作する予定です。
フライス盤は使用経験がないため、先生に教わりながらの製作になると思いますが、確実な作業を心掛けて良いものを作りたいです。