AKIKO Racing

秋工レーシングです! WEM2024が無事終了しました! 5年ぶりのGW期間中開催で2日間とも好天に恵まれました!! 燃料電池車として目標の10周を走行し現段階での自己新記録を達成しました!!! 水素消費量については燃料電池スタックの再調整や水素吸蔵合金ボンベの新型への換装でさらに記録は伸びると思います!!! 次は7月27日~28日の「聖地・鈴鹿」です。スプーンコーナーで「光が見える!?」ように頑張ります!!!!

高大連携プロジェクトNEXT3

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

イメージ 6

どうも、Skyです。

今回は400×400mmカーボンパネルを製作しました。
このサイズは秋田大学・M野さんの20インチカーボンリムにセットアップするものです。

カーボン繊維の構成は残りの部材と強度と軽さなどをいろいろ検討しました。
M野さんからの要望は次のようになります。

まず芯材はフォーマックt10mmを使いました。
この両側にUDプリプレグカーボンを貼り付けるわけです。
以前、僕たちはWETでエポキシパテを使ってフォーマックに目地止めをしたわけですが、新たな副資材として「接着フィルム」というものを使いました。
接着フィルムを使うことによって、フォーマックとカーボン層の間がしっかりくっつくので割れづらくなるそうです。

また、UDプリプレグはこれまでの90度ではなく、60度位相としました。
つまり360度の間に4plyから6plyと枚数が多くなり、全方位からの荷重により強くなると考えました。
そして、表面スキンとして3K平織りプリプレグを最外側に積層しました。

400mmサイズの前に250mmサイズを試作したりしました。
これまでの作業経験から吸引バッグからの空気の漏れが全く無いようになったので綺麗にカーボンパネルを作ることができました。

これによって1000g以下の軽くて強いカーボンパネル&リムになりました。

学年末テスト休みの後、もう一輪とカーボンリムへの接合を頑張りたいと思います。