こんばんは、ダンベルです。
今日はWEM用の新FC(燃料電池)車の駆動系について作業しました。
FC車は前輪ディスクブレーキ、後輪キャリパーブレーキ式でしたが、WEM用にシングルブレーキとしました。
リアブレーキの一系統となりましたが、昨年のエコデンで使用したワイヤ式のキャリパーブレーキは戻りが良くないことなどから、今回はマグラ社製の油圧ブレーキに取り替えて制動性を確保しました。
また、学習用自作キットモーターの性能試験も行いました。
モーターは新しく1.0mmのポリアミドイミドマグネットワイヤを手巻きした2直3並列のコアに、モータ側スプロケットを歯数16にして、14インチリムタイヤに歯数32のスプロケットをセットし、無負荷と実際に走行する時を再現し負荷を掛けた状態でのテストをしました。
12.0Vの 無負荷で7.5W, 35km/h
リアブレーキでモータに負荷をかけて 60W, 29km/hでした。
しかし、スプロケットの変更とタイヤのスポークにPET板を貼ることで性能の向上が図れるとの先生の助言から、モーターのスプロケットを16→18へ増やし、タイヤに0.3mmのPET板を貼って再びテストすると
12.0Vの 無負荷で 7.0W, 38km/h
負荷をかけて 60W, 33km/h
と無負荷でも0.5Wの電力消費を軽減でき、スピードも向上しました。
実際には、ホライゾン製の燃料電池では70Wで13V以上が巡航時の電圧なので、速度も1割り増しの38km/h程度となるはずです。
この後、転がり試験を行えばFC車とラピスのPb2号が試走可能になり、1号は「アゲハ」以下、3人で堅実に作業が進んでいるカウルの完成を待つだけになります。
性能が上がった手巻きモーターの実地試験が楽しみです(^-^)
それではノシ