AKIKO Racing

秋工レーシングです! WEM2024が無事終了しました! 5年ぶりのGW期間中開催で2日間とも好天に恵まれました!! 燃料電池車として目標の10周を走行し現段階での自己新記録を達成しました!!! 水素消費量については燃料電池スタックの再調整や水素吸蔵合金ボンベの新型への換装でさらに記録は伸びると思います!!! 次は7月27日~28日の「聖地・鈴鹿」です。スプーンコーナーで「光が見える!?」ように頑張ります!!!!

WEM2010FC車5

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どうも、SIO-Rです(・ω・)

FC用車体のノーズ延長が完成しました。

ウサオ君が作ったアンダー側カウルに合わせ、なおかつノーズ先端が低くなるように、上部カウル先端を加工しました。
延長した部分にはプラダンやペット板を継ぎ足しました。ただ継ぎ足すだけでなく、全体の形状やアンダー側カウルとのフィッティングも考慮してます(・∀・)

次は、同様に後部も延長する予定です。

現在のカウル後部もヤーライの空力理論(※)に基づいた形状っぽくなっているのですが、延長することで車体後部への空気の巻き込みを更に減らせるようにしようと考えています。
それに加えて「カッコよさ」も考慮しないといけないので、気合い入れて作りたいと思います。


※ ヤーライの空力理論…車体後部をアイロンのような形にして空気の巻き込みを軽減したデザインだが、高速域でリヤリフトが発生して安定しなくなるため、現在は自動車にはあまり用いられない。
ヤーライの空力理論に基づいてデザインされた車としては、VWビートルや空冷エンジンポルシェ911などが挙げられる。

余談ですが、空冷末期のポルシェターボについていた馬鹿でかい羽根は、実はヤーライ式デザインの最大の弊害であるリヤリフトを無理やり押さえる為につけたものだったんです(爆)
あと、ソーラーカーレースに用いられる車両などは、ヤーライの空力理論の問題点を逆手にとって、わざとリヤリフトを起こす形状にして駆動抵抗を減らしているものもあるらしいので、ウチのチームの車にもその考え方を取り入れようと思います。