エコデンレースに向けてキャノピー作りをしています。
エコデンレースは車体の上部を透明にしなければならない為、アッパーカウルに合うキャノピーを作る必要がありました。
キャノピー作りは０．５ｍｍあるいは１．０ｍｍのＰＥＴ板をアッパーカウルのメス型に合うよう、ジェットヒーターで熱して真空引きを行って変形させる作業です。
しかし、試行錯誤の繰り返しでした。
始めはＯＩＤＥさんのようにカウルの先端からドライバーの頭部の所まで１枚で作れたら良かったのですが、先端部まで引くことが出来なかった為、前面部と上部に分割して作ることにしました。
上部は０．５ｍｍのペット板を使用し、比較的Ｒのきつい箇所がないため、１枚目で成功することができました。
前面部は先端の方まで引けなかったり、ジェットヒーターで熱しすぎて白くなってしまうことやボヤけて見えてしまうようになることから、成功するまで計９枚(０．５ｍｍ：６枚、１．０ｍｍ：３枚)のＰＥＴ板を使いました。
最終的には０．５ｍｍのＰＥＴ板で成功できました。
今回何枚ものＰＥＴ板を使って、０．５ｍｍは５８～６０℃で熱してから引くと良いこと、ＰＥＴ板は引く前からあらかじめフランジをつけて置くこと、気温が高い時にやると上手くいくということがわかりました。
今回学んだことを生かして、来年の夏にはキャノピーを量産したいです。
次はカウルとキャノピーの貼り合わせです。
表面に傷を付けないように注意して作業したいです。
