あけましておめでとうございます。
タカオです。
今日は、アルマイト加工の練習をしました。
アルマイトとは、簡単に言うと、アルミの酸化皮膜を人工的に作り出したもので、表面が強くなり、電流を流しにくくします。
今回は練習なので、素材に適当な穴のあるものを使用しました。
最初は両極をアルミの板にして電圧をかけ、アルミを硫酸中に溶かしました。
その後、素材を脱脂し、薄めたパイプ洗浄液につけました。
これは、既にある酸化皮膜や、アルマイト皮膜などを溶かすためです。
そしてその後、素材を陰極に、アルミ板を陽極にして電圧をかけ、電解研磨しました。
これは表面をさらに綺麗にするためです。
その後は素材を陽極に、アルミ板を陰極側にして、アルマイト加工を始めました。
初めは18Vをかけていましたが、温度が抑えられないため、13Vに落とし、氷水を入れたペットボトルで冷却しながら、20℃前後を保ちました。
40分後、青の染料を入れた鍋に入れ、着色と封孔処理をしました。
そしてなんとかできたのですが、光沢がなく、裏は色にムラがあり、あまりうまくできませんでした。
午後は、それをふまえ、表面をピカールで磨いたものを使い、加工する容器を、温度が上がらないよう、大きめの容器でやることにしました。
そしてアルマイト加工をしたら、1部、光沢がないところもありましたが、光沢のある部分もあり、少しコツが掴めたような気がします!
次は、今回よりも大きなものをやるので、また違った問題も現れると思いますが、みんなでアイディアを出し合って頑張りたいと思います。
では