管理人です。
本日、トナミ運輸螢哀蝓璽鵐┘優襯ー研究所のM木部長さんと、ドイツの18th・WHECで生徒共々お世話になった螢謄ノバのM田さんの両名が「秋工レーシング」を午前訪れました。
来校の目的は、富山県を始め隣県ではアルミ付き紙パックなど、その処理に1平方mあたり5万円ほどかかり、これらは金属と有機物の混合物で処分にも苦慮しているのが現状だそうです。
金属リサイクル業者にしてもアルミ箔は酸化しやすく、リサイクルし難く再利用できず、インゴッド化もコストが合わないそうです。
そこで、アルミニウムと苛性ソーダを化学反応させて水素を発生させ、それを燃料電池に利用し、副産物のアルミン酸ナトリウムは別途工業的に利用し、廃棄物をまったく出さないプロジェクトを立ち上げたそうです。
・・・なんとも、バケガク屋にとっては興味がソソル話です。
http://www.tonio.or.jp/joho/tonionews/laboratory/bn31.html
昨年度、環境省の「地球温暖化対策技術開発事業」と、「地域における容器包装廃棄物3R推進モデル事業」に応募し、全国70件中9件に採択されたそうです。
これらは、低炭素社会を目指す基盤技術の実用化を促進するための技術開発・実証を進める事業で、3年間交付されることが決定したそうです。
現在、水素化カートリッジの製作や燃料電池「軽トラ」の運行など成果を上げているようです。
・・・スバラシイ! 高校生ではナカナカできないなぁ・・・
今回、エコカーについて一つのアプリケーションとして可能性を探るための訪問でした。
秋工レーシングの活動やエコカーに興味を持っていただき大変感謝申し上げます。高校生が一生懸命ものづくりとエコ活動していることに共感していただきありがたく思い、近年役立つ活動とお墨付きを頂き指導者冥利に尽きる次第です。
ということで、年度末あるいは年度初め、何らかのコラボのコンタクトがあれば至急対応したいと思います・・・とは言え、ただいま秋田県生活環境文化部環境エネルギー推進課の「稲ワラを原料とするバイオエタノールの実証」について、K科の超高齢アルコール連続精留化学プラントでコラボできないか模索中!! 秋田大のレアメタルとエネルギーや秋田県立大の八郎湖の水質改善などもあるし・・・
ユナイテッドのNEWプラントも見学したいし・・・どれから手をつけたらよいか???・・・実は秋田はエコノ宝庫です!!!
http://www.pref.osaka.jp/attach/9198/00045413/2case1_akita.pdf
・・・まず持って実験あるのみということで・・・
午後一に実験してみました。ホライゾン製のミニFCで0.9~1.0Vの出力を発揮。投入したアルミ箔はチューインガムの包装紙程度の大きさ、苛性ソーダは1mol/l濃度が30mlで反応させました。しっかり10分以上電子オルゴールが動作しました。
明日にでもメンバーに実演したいと思います。
今回、新しい発電燃料を手に入れると同時に、ローテーション実験のNEWテーマを手に入れることができました。・・・実教出版に紹介しようかな???