どうも、レイソルです。
2017年もいよいよあとわずかで終わるので、今年最後の活動をここに記録していきたいと思います。
エコデンレースが終わってから様々な課題が見つかり、それを元に来年のWEM秋田大会に向けて新車の設計に取り掛かっています。
次の新車の新たなポイントはカーボンホイールです。
カーボンホイールにする分、内側に大きなスペースができるため、より足回りの設計が幅広くなりました。
以前の車体に使っていた足回りを元に設計図を書いてみたのですが、自分が想像していたよりも一筋縄ではいかないとやってみて初めて分かりました。
今回の場合、アップライトからロッドエンドとシャーシとの2箇所の接合部分の距離が短いため、距離をとって剛性を持たせたいという考えに至りました。
一度は全てを書いたものの、全体を見通して初めて分かることも多く、もう一度書き直すことにしました。
アップライトに関してはまだまだ考えを掘り下げなければならないと感じました。
カーボンホイールに変える上でもう一つ改良点があります。
それはハブです。
ホイールとの接合部やブレーキや軸の来る場所を考えていくと、ハブがどうしても薄くなってしまうという問題が起きました。
そこで、厚みをできるだけ持たせる為にブレーキローターと干渉しない部分のギリギリを削らないで残すという方法に至りました。
他にも、ベアリングを小さくしたり、ブレーキローターを以前の位置に戻すという方法もありましたが、折角だから新しい事にチャレンジしたいという思いがあったので、このような方法にしました。
今年は、エコデンで記録を残せなかった分、来年に向けての活動の意欲をより高めることが出来ました。まだまだやる事は沢山ありますが、落ち着いていい物が作れるよう、頑張りたいです。