AKIKO Racing

秋工レーシングです! WEM2024が無事終了しました! 5年ぶりのGW期間中開催で2日間とも好天に恵まれました!! 燃料電池車として目標の10周を走行し現段階での自己新記録を達成しました!!! 水素消費量については燃料電池スタックの再調整や水素吸蔵合金ボンベの新型への換装でさらに記録は伸びると思います!!! 次は7月27日~28日の「聖地・鈴鹿」です。スプーンコーナーで「光が見える!?」ように頑張ります!!!!

エコデンレポ6

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こんばんは、副所長です。

今回はエコデンで1号車のエネマネを担当しました。

1号車の走ったグループAは雨が降る一番条件の悪い時間帯でした。

はじめの5分間の消費Whが去年のデータを上回ってしまいました。

他チームの車体がスリップやコーナリングミスなどによりコース上で止まることがあり、回避の為にややハンドル操作が多くなってしまったことが原因だったのですが、どうにも出来ず仕舞いでした。

路面がウエットで一部分は水が浮いている状態でタイヤの空気圧を350kPaと極端に下げてグリップ力を少しでも確保しようとした結果でした。

更に2~3周走行した状態で、キャノピーの外部からの水滴と内部の水しぶきによる曇りが発生してしまい、ドライバーから正面が確認出来ないとの連絡が入り、16段電子進角による速度調整をあきらめ、アクセル固定とMAP0を固定して、エネマネで周りの状況を伝え、最後まで何とか走きる状態が続きました。

その結果、40分間を事故無く完走することが出来ました。また、昨年度と同様の51周を達成することができました。昨年のデータを基にモータの巻き線パターン変更をMITSUBAさんに相談しMAP0で昨年のフルスペックに改良したのですが、ジャスト!の周回数には驚きました。

消費量は昨年と同様に24.3wh(写真は最終チェックの空回し後です)でした。
また、Lap Timeは前半はバッテリー電圧が高くMAP0でもLap45秒前後ですが、中盤から進角を使えないので次第にLapが50秒前後に落ち込んでいることが分かります。

今回、スタート前車検でバラストを見せ、車検合格をいただいていたと思っていたのですが、レース後の車検でヘッドレストのスポンジがバラストに固定され、構造物の一部として成り立っていると指摘を受けました。そのためレギュレーションの事項に抵触していると伝えられました。

リザルトを見ると2周回分が減算されていたので、このためなのかなと思いました。

結果は49周が最終結果となりました。

このモータは55周回走行できるように製作したので、スピードメータ上は54周分の距離を走行していましたが、常に追い越すために他車より外側を走行しなければならないので、57~58周走行できる車体が必要と思いました。

僕たちの活動はこれで終わりますが、チームとしては優勝も可能である点や、大会における重要なポイントが後輩には伝わったと思いますし、改造モータの性能も向上していることが確認できた点は喜べると思います。

最後になりますが、会場に来ていただいた秋工OB関西支部の方々、ブログを見て応援してくださった皆様本当にありがとうございました。

ではではノシ