秋田工業高校のレーシング活動には、例年秋田県大潟村ソーラースポーツラインで開催されるワールドソーラーカーラリー(WSR)への出場実績が礎となっている。この大会へは93年第1回大会より02年まで10年間参加した。(初回開催当時は村内の特設コースを走行したようである。)
出場の記録は後日レポートするとして、現在メンバーが着用しているツナギや運搬カートなどはこのころからのものである。コースの遠方からでもWEMやWSBRでおなじみの色・コバルトブルー(秋工ブルー)に統一したのは、地元の観客にわかりやすくするためでもあった。でも、最近ダンプラをホームセンターで探すときに苦労もしています・・・。
今年度はオーストラリア・スチュアートハイウェイでWSCが開催され、秋田県内チームの「ジョナサン」が出場している。それも何とソーラーパネルと燃料電池のハイブリットで挑戦というから驚きである。東京モーターショーではEVが注目を浴びているが、主流が-M・H│KOHaq│NiO(OH)+などの化学電池を使用するものであるから、近未来のその先の技術を追求しており、高校生など次世代を担う技術者には是非とも紹介したいチャレンジテクニックである。TV放送も予定されているので視聴してみたい。我がチームもWSBR・カテゴリーSを改造してソーラー&燃料電池の走行実験を7月に試みる予定であるが実際高校生で製作可能なのか??。どうなるんだろう・・・?
10年前、高校生も「ソーラーカーに乗るぞ!」と鋭意努力もって取り組んであえて2人乗りで参加したスピリットを受け継ぎ、高校生自信がドライビングするWEMとWSBRのレーシング活動に取り組んでいます。大会でおなじみのカラーを見つけたら、是非とも応援して下さい。