どうも、所長です(・ω・)
ついにWEMが終わりました。終わってみるとあっという間でしたね。
ドライバーになるとなんだかんだで忙しくて、県内某工業高で私と同じようにエコカーレース活動をしている友人のI君に絡むヒマもありませんでした。向こうも忙しそうで…。
私からはFC車を中心にレポートをお伝えします。
まずは昨日の予選ですが、室内実験の4パターンほどのシミュレーションの中から、風量可変ファンの設定をして臨みましたが、酸素供給が追いつかずに酸欠状態になりパワーダウンし、スピードを維持出来なくなり停止&リタイアとなりました。
と、これだけだと当日のBlogと内容がカブってしまいますね。+αとしてドライバーである私の感想を・・・
とりあえず55W・28km/h巡航で110Whでのゴールを目指しスタートし(実験では1Wh=1リットルと予想したので)、最初の半周はレースらしきことができましたが、向かい風になる後半からスピードが乗らず、そのままズルズルと後退。
50Wではスピードを維持することすらできなくなりながらも、四苦八苦したあげくなんとか走りましたが、1時間持たずにストップ。
理屈的にはFCをアイドリングさせて電圧が戻れば再スタートできたはずですが、水素消費量などの正確なデータをとるためにリタイア(走行停止、計測待ち)しました。
残りの50分は路肩でトップチームのレースを眺めてましたorz
火曜日の予選走行は、そんな感じで終わりました。
そしていよいよ決勝。
予選でファンの風量が足りないことがわかったので、風量アップで酸欠対策をしました。
もちろん下位グリッドからのスタートです。
しかし、スタートダッシュを決めてコントロールラインまでにだいぶ順位が上がりました。
しかし、電力を食わないようにと考えすぎてスピードを乗せられず、ゴボウ抜かれ状態に。予定Lapより2分以上遅れ・・・(これが後で影響大となりました)
中盤からは追い風にノる感覚も分かってきたので、進角も探しながら少ない電力でアベレージ25km/h以上に乗せられるように頑張りました。
スリップストリームも利用しました。
20~35km/hというスピードでも少ない電力で加速できるのが体感できました。
他車との駆け引きがとても楽しかったです(・∀・)・・・後輩にも是非体験してもらいたい。
折り返しも 惰走 → 回生 → ターンイン → ボリューム捻りながら上乗せスイッチ立ち上がり という一連の流れがスムーズにできるようになりました。
後半はPb車が軒並みスローダウンorストップする中、なんとか距離を延ばすためにスパートをかけました。
FCは水素と酸素が一定量供給されていれば、後半でもPbバッテリーのようにタレることはないので、余力をありったけ使って爆走しました。
8周まであと1kmのあたりで無念の時間切れ。
秋工レーシングの決勝レースにおけるFC車の自己ベストの記録となりました。
しかし、余力はまだまだありました。
H-100君の性能を使い切れればFC部門の表彰台も十分狙えただけに残念です。
とはいえ、これでいいデータがとれました。
ファンの風量をコントロールできるようにして、尚且つもっと飛ばせばH-100君を使い切れると思います。
というわけで後輩達よ、頼んだぞ。
次年度は低価格で購入できるH-100君の使用車が増え、ライバル歓迎となるかもしれませんね。
今後は7/16・17の秋田県高校生エコレース大会と7/29・30の山形・全国電動カート制作コンテストに向け新車製作活動します。
山形車は、昨年の980mm超ショートホイールベースのインパクトが強すぎて、どのようにオリジナリティを出すかが悩みです・・・が、総合4連覇目指して頑張ります。(ポイントは3D-CAD導入+KARS+DRSかな?!)
関係者のみなさん、お疲れ様でした。それではまた(・ω・)ノシ