こんにちは、12Aです。
今回は秋工レーシングPb車のリアタイヤの交換をしたことについてレポートを書いていきたいと思います。
まず、流れはこんな感じです。
①ケーブル類を外す。
②ナットを緩め、フレームから外す。
③芋ネジを外し、タイヤとモーターの二つに分ける。
④タイヤを変える。
⑤元に戻す。
これを①から詳しく説明していきたいと思います。
①ケーブル類を外す・・・
Pbのタイヤはホイールインモーターと一体化しているので、タイヤを外す前にモーターに繋がっているケーブルを外さなければなりません。
この時に注意する事が、「ケーブルの順番を覚えておくこと」です。
もし順番を間違えてつけてしまうことがあれば、レース前のトラブルやモーターの故障につながる可能性があるので、事前に写真などに撮るなどして、元に戻す時に間違えないように心がけています。
②ナットを緩め、フレームから外す・・・
次はタイヤをフレームから取り外す作業ですが、まずはナットを外していきます。
ナットはフレームとタイヤを繋ぎ合わせる部分を両方から挟むように固定されているので、この両方のナットを同時に外していきます。
スパナを両手に持って、それぞれのナットの外れる方に回しています。
これが取れたら、ナットの間にあるスペーサーを外し、ようやくタイヤを外すことができます。
③芋ネジを外し、タイヤとモーターの二つに分ける。
タイヤを外した後もまだ工程があり、それは(①)でも説明した通り、タイヤとモーターが一体化しているので、それを外すという作業になります。
タイヤの軸に特殊なナットがあり、それは芋ネジというねじを緩めることで外すことができます。
それを外したら、タイヤを下に押すことではずすことができるのですが、ここでも注意してすることがあり、それは「真下に押す」ということです。
特にリアタイヤは作りが細かいので、へんに力をかけると歪んだりする可能性があります。
なので、変な力は加えず真っ直ぐ押すことを意識しました。
④タイヤを変える
ここでようやくタイヤ本体を変えることができます。
タイヤはIRC(500kpa)からSCHWARUBE(200〜400kpa)のものへと変更します。
理由はこのあとの大会の前に試走や練習をするので、その為の練習用タイヤに変えるためです。
タイヤを変えたことで、重量は増えた一方で耐久力やグリップ性能が上がり、しっかりと練習することが出来ます。
このシュワルベのタイヤを取り付けるとき気をつけることが、タイヤの内側の滑りが悪かったので、タルク(タイヤパウダー)を追加しました。
これはタイヤの空気を入れた時にまんべんなく膨らまずにねじれなどが出来てしまうとパンクの原因になってしまうので気をつける必要があります。
⑤元に戻す
タイヤを付け終わったら、さっきの手順で元に戻していきます。
この時にも気をつけることが2つあり、まず芋ネジを戻す時に「ベアリングとの間隔を細かく調節する」必要があります。
間隔があきすぎるとタイヤが横にずれる可能性もありますし、逆に詰めすぎてもベアリングが歪んだりモーターが擦れてしまう可能性があります。
後者の方は実際になったことがあり、それから常に意識してやっています。
もう一つは「タイヤを中央に合わせること」です。
これは(②)のナットを位置を調整することで解決できます。
最後に、この一連の作業をやってみて、2ヶ月ぶりぐらいだったので、忘れている箇所もありましたが、自分で慎重に思い出しながらやることができました。
この作業から、ひとつひとつの工程で気をつけることを再確認して作業を行っていくことが大切だと感じることができました。
これから試走も頑張ります。